楽天銀行には、ハッピープログラムと呼ばれるユーザー向けの優遇プログラムがあります。
ハッピープログラムを使いこなすことがすなわち楽天銀行をお得に使うことにつながるため、仕組みをある程度理解しておくと恩恵が受けられますよ。
ATM手数料・他行宛振込手数料・もらえる楽天ポイントで優遇があるので知っておくとすぐお得になります!
このページでは、楽天銀行のハッピープログラムを攻略する方法やエントリのやり方を紹介します。
楽天銀行のハッピープログラムを使うメリット
楽天銀行のハッピープログラムを使うことでどんなメリットがあるのか気になると思います。
以下でハッピープログラムのステージごとにどんな特典があるのか一覧でまとめました。達成条件もわかるようにしています。
ステージ名称 | 達成条件 | ATM手数料 無料回数 | 他行宛振込手数料 無料回数 | 楽天ポイント 獲得効率 |
---|---|---|---|---|
スーパーVIP | 残高300万円以上 or 取引30件以上 | 7回/月 | 7回/月 | 3倍 |
VIP | 残高100万円以上 or 取引20件以上 | 3回/月 | 3回/月 | 3倍 |
プレミアム | 残高50万円以上 or 取引10件以上 | 2回/月 | 2回/月 | 2倍 |
アドバンスト | 残高10万円以上 or 取引5件以上 | 1回/月 | 1回/月 | 1倍 |
ベーシック | エントリーのみ | 0回/月 | 0回/月 | 1倍 |
振込手数料を楽天ポイントで払うのは使うこと自体をおすすめしませんが、それ以外は全部おすすめの特典です!
特に、ATM手数料が無料になるのと他行宛振込手数料が無料になるのは最高ですね。
私自身もハッピープログラムの特典でたくさん得をしていますよ!
いつも本当に助かってます。おかげで手数料がいつも無料です。
でも、楽天銀行の口座だけ作って全く使わないのであれば、アドバンスト以上のステージになれないので、いざ使うときに手数料が発生するデメリットがあります。
確実にアドバンスト以上にできるのであれば、楽天銀行はかなり便利です。私も20年以上メインで使っています。
もしこれから楽天銀行を使うのであれば、楽天証券と同時に口座開設してマネーブリッジで連携すると1,000円もらえるのでお得です!
以下のボタンから同時に口座開設できますよ。
ハッピープログラムにエントリーする方法・毎回必要?
楽天銀行のハッピープログラムは毎月の特典となっていますが、1ヶ月ごとに毎回エントリーする必要はなく、口座開設が終わったあと1回やれば、あとは毎月ハッピープログラムに参加してくれます。
この点、使う人にとってやさしいので、余計なことを考えずに済んでいますよ。
ハッピープログラムを利用するためには、楽天銀行のページから、「楽天銀行にログインしてエントリー」ボタンを押して手続きを済ませてください。

私は忘れっぽいですが、1回エントリーするだけなので毎月ハッピープログラムに参加できています。
ハッピープログラムで件数稼ぎして攻略する方法
楽天銀行のハッピープログラムでは、対象の取引をして条件を満たすと1件ごとに楽天ポイントがもらえます。
会員ステージごとにもらえるポイントは異なりますが、だいたいは1件あたり1〜3ポイントです。VIP以上になれば1件あたり3ポイントになるので目指したいです。
以下で、達成しやすいハッピープログラムの条件をまとめました。
サービス | 条件 |
---|---|
他行口座からの振込 | 振込のあった日ごと 1日1件まで |
他行口座への振込 | 振込手数料が発生する取引1件ごと |
ATM取引(入出金) | 手数料が発生する取引1件ごと |
給与・賞与・年金の受取 | 入出金明細に「給与」や「賞与」と漢字で表示される |
楽天銀行法人口座からの振込入金 | 1件ごと |
楽天カードの口座振替 | 1件ごと |
その他の口座振替 | 1件ごと |
Pay-easy | 1件ごと |
楽天証券へのらくらく入金 | 1日1件まで 前月26日〜当月25日までで最大3件 |
楽天証券への自動入金(スイープ) | 1日1件まで 前月26日〜当月25日までで最大3件 |
楽天Edyの楽天銀行口座チャージ | 1日1件まで 前月26日〜当月25日までで最大3件 |
他にも宝くじや公営ギャンブルの取引で件数稼ぎができますが、そもそもこれらのサービス自体を使うことが損につながるのでここでは省きました。
損しない範囲での取引で件数稼ぎができる項目をまとめています。
お金をかけずにVIPにする方法・考え方
VIPになるために必要な件数は20件なので、20件達成するためにできることを考えてみましょう!
件数稼ぎが狙えるサービス | 狙える件数/月 |
---|---|
楽天証券へのらくらく入金 | 3件 |
楽天証券への自動入金(スイープ) | 3件 |
楽天カードの口座振替 | 1件 |
その他の口座振替 | 上限なし |
他行口座からの振込 | 最大28〜31件 |
楽天証券と楽天カードがあれば、少なくとも月7件は達成しやすくなります。
特に楽天証券が絡む取引は、資金移動しているだけでポイントがもらえているのでお得でしかありません。
投資信託の積立をするなどで楽天証券を使っていくと「自動入金(スイープ)」は達成しやすいです。
「その他の口座振替」は、他のクレジットカードの引き落とし口座を楽天銀行にすると、カードの枚数分だけ件数を増やせます。
「他行口座からの振込」も、他行宛振込手数料が無料の銀行から自分の楽天銀行に振込すると件数稼ぎできます。この方法がもっとも件数を稼ぎやすいですね。
1日1件までの条件はありますが、毎日やれば月によっては他行口座からの振込だけで31件までいけます。
住信SBIネット銀行やNEOBANK系の支店・SBI新生銀行・ソニー銀行などの銀行口座を複数持っていれば、件数稼ぎに使えますよ。
▼ちなみにこちらの写真、私がハッピープログラムでもらった楽天ポイントです。
1ヶ月で48ポイントも貯まっています。


▼2019年7月は、ハッピープログラムだけで146ポイントもらえましたよ!


ハッピープログラムのステージ判定日はいつ?
楽天銀行ハッピープログラムは毎月ありますが、ステージ判定日はいつになるのかが気になると思います。
以下で、ハッピープログラムのステージ判定日や楽天ポイントがいつもらえるのかをまとめました。
ステージ判定日 | 毎月25日終了時点 |
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件数の集計期間 | 前月26日~毎月25日の間の反映分 |
ステージの優遇開始日 | 毎月1日 |
ポイント進呈日 | 翌月2日 |
ハッピープログラム対象取引の履歴を確認する方法
いろいろな取引でハッピープログラムの対象になると紹介してきましたが、実際にどの取引がハッピープログラムに当てはまっているのかが気になるかと思います。
そこで、実際に確認する方法を紹介していきますね。
まずは、楽天銀行にログインしましょう。
▼PCの場合は、右側にハッピープログラムのステージが表示されます。
そこにある「確認する」を押してください。


▼画面が切り替わると、「ハッピープログラム対象取引を確認する」というボタンが出てきます。
それを押せば、細かく確認できるページに移動できますよ。


▼一覧を見ると、このようにハッピープログラム対象取引になっている項目と、獲得ポイント数が出てきましたね。
私の場合は口座引き落としが多いので、ハッピープログラムの対象取引が多いです。


ちなみにスマホアプリでも、同じように履歴を確認できますよ。
さいごに:楽天銀行をフル活用しましょう!
楽天銀行のハッピープログラムは、楽天が運営していることもあって、ややこしくなりがちです。
ただ、ここで紹介したように使いこなすことで手数料節約や楽天ポイント付与での恩恵があるため、こちらのメリットが大きいですよ。
地道な方法にはなりますが、余計なお金を使わず、コツコツとポイントをもらって少しでも家計の助けになればと思います。
もし、まだ楽天銀行の口座を持ってないのであれば、この機会に作っておきましょう。
また、楽天銀行は楽天証券の口座と同時に作れますので、楽天証券から同時に作るのがおすすめ。
楽天証券だと楽天ポイントで投資信託を購入できるので、気軽に資産運用を始められますよ!

