楽天銀行の振込手数料が無料にならない理由は?無料にする条件と方法を解説

楽天銀行を使っていく中で、現金を振込する場合もあると思います。

せっかくなら振込手数料を無料にできるほうがありがたいと思うのではないでしょうか。

このページでは、楽天銀行で振込手数料が発生する理由や他行宛振込手数料を無料にするやり方を紹介していきます。

ここでは、個人で楽天銀行を使う前提で話をします。法人でも一部の内容は使えると思いますが、参考程度に見ていただければと思います。

目次

楽天銀行からの振込方法一覧

楽天銀行はどんな振込方法があるのか気になるかと思いますので、以下で振込方法の種類を一覧にしました。

  • 通常振込・振込予約
  • 毎月おまかせ振込予約
  • Viberで送金
  • かんたん振込(メルマネ)
  • FaceBookで送金

いろいろな振込方法がありますが、使うのは通常振込や振込予約ぐらいだと思います。

他行宛振込手数料

楽天銀行から他行宛に振込するときの振込手数料がいくらか気になると思うので、振込方法ごとに手数料を一覧でまとめました。

振込方法振込手数料獲得できる楽天ポイント
通常振込・振込予約145円1〜3ポイント / 1件
毎月おまかせ振込予約145円1〜3ポイント / 1件
Viberで送金145円1〜3ポイント / 1件
かんたん振込(メルマネ)145円1〜3ポイント / 1件
FaceBookで送金145円1〜3ポイント / 1件

基本的に楽天銀行から他行宛に振込するときは、振込手数料が145円発生します。無料にはなりません。

ただ、特定の条件を満たすことで振込手数料を無料にできますので、その方法はこのあとで紹介しますね。

楽天銀行宛の振込手数料

楽天銀行から楽天銀行宛に振込するときの振込手数料を、振込方法ごとにまとめました。

振込方法振込手数料獲得できる楽天ポイント
通常振込・振込予約0円
毎月おまかせ振込予約0円
Viberで送金未登録宛:145円
登録済宛:0円
1〜3ポイント / 1件
かんたん振込(メルマネ)未登録宛:145円
登録済宛:0円
1〜3ポイント / 1件
FaceBookで送金未登録宛:145円
登録済宛:0円
1〜3ポイント / 1件

楽天銀行同士の振込手数料は無料になります。
相手が楽天銀行を使っているなら、振込手数料のことを気にしなくていいのがありがたいですね。

楽天銀行の振込手数料を無料にするにはどうすればいい?

先ほど少しふれた「特定の条件を満たすことで振込手数料を無料にできる」方法をここから紹介します。

楽天銀行を使うなら、必ず知っておきたいことの1つですよ。

そこまで難しくなく振込手数料を無料にできるので、気楽に試してもらえたらと思います。

▼私の状況を確認したら、他行宛振込手数料無料回数が3回になっていました。

楽天銀行の他行宛振込手数料無料回数

楽天ポイントで振込手数料を支払う

1つ目は、振込手数料の支払いに楽天ポイントを使うことです。厳密に言うと振込手数料を無料にしているわけではありませんが、現金の手出しは減らせます。

楽天で買い物する予定がない、普段使うお店に楽天ポイントに対応しているところがない、といった場合はこの方法で振込手数料を節約するのもありです。

私は楽天ポイントも現金と同じと考えているため、個人的にはあまりおすすめしない方法ですが…。

ハッピープログラムの会員ステージを上げる

現実的に楽天銀行の振込手数料を無料にする方法は、楽天銀行のハッピープログラムの会員ステージを上げることです。

ハッピープログラムとは、楽天銀行の口座を持っている人が参加できる会員向けの優遇サービスなので、口座開設後すぐにエントリーしておくことがおすすめです。

一度エントリーしておけば、あとはずっとハッピープログラムに参加している状態になります。デメリットはないので参加したほうがいいですよ。

5つある会員ステージの中でベーシックだけ他行宛振込手数料が有料ですが、1つでもランクが上がれば他行宛振込手数料が月1回以上無料にできます。

以下で会員ステージごとの他行宛振込手数料無料回数、ステージ達成条件をまとめました。

会員ステージ他行宛振込手数料
無料回数
ステージ達成条件
スーパーVIP3回残高300万円以上 or
対象取引30件以上
VIP3回残高100万円以上 or
対象取引20件以上
プレミアム2回残高50万円以上 or
対象取引10件以上
アドバンスト1回残高10万円以上 or
対象取引5件以上
ベーシック0回エントリー

対象取引を管理するのは面倒だと思いますので、気軽にランクアップを目指すなら、楽天銀行の残高を増やすのが確実です。

ハッピープログラムの会員ステージは、毎月25日終了時点の預かり資産残高、または前月26日~毎月25日の取引実績に応じて翌月1日に反映されます。

▼自分の状況を確認したら、現時点ではVIP条件を達成していました。

楽天銀行ハッピープログラムの現在のステージ

給与・賞与・年金受取で月3回振込手数料が無料になる

もっとも手軽に他行宛振込手数料を月3回にする方法は、ハッピープログラムに参加した上で給与振込や年金受取を楽天銀行にすることです。

これだけで月3回確実に他行宛振込手数料を無料にできますよ。

しかも、無料回数の未使用分は繰り越しできます。
次に給与や年金の受け取りがあった場合の無料回数とあわせて、最大5回まで無料になりますよ。

私がかつて会社員だった2010年にはこのサービスが既にあり、その恩恵を受けて他行宛振込手数料を無料にできていました。

息の長いサービスとなっているため、おそらく今後も続くものと思われます。

楽天銀行の口座に振込する

楽天銀行から他行口座へは手数料がかかりますが、楽天銀行同士の振込は手数料無料で行えます。

他の振込方法と違って手数料無料の回数制限はありません!
何回振込しても手数料は無料なので、使い勝手がいいですよ。

ハッピープログラムのステージがベーシックでも振込手数料を無料にする方法

先ほども紹介した通り、楽天銀行のハッピープログラムのステージをアドバンスト以上にすると、他行宛振込手数料を無料にできます。

ただ、何らかの理由でハッピープログラムのステージをベーシックから上げられない場合にどうにかして他行宛振込手数料を無料にできる方法がないかと気になるのではないでしょうか。

細かい方法になりますが、方法はあるのでいくつか紹介しますね。

住信SBIネット銀行の定額自動入金サービスを使う

銀行を指定することになりますが、住信SBIネット銀行で使える定額自動入金サービスを使うと手数料無料で楽天銀行のお金を住信SBIネット銀行に移動できます。

結果的に振込しているのと同じですよね。

毎月5日・27日しか使えず、住信SBIネット銀行への入金も4営業日後になるデメリットはありますが、確実に手数料無料にできるのはありがたいですね。

1万円以上からしか使えませんが、そこまで気になる金額でもないと思います。

ソニー銀行のおまかせ入金サービスを使う

ソニー銀行でも、先ほど紹介した住信SBIネット銀行と同じサービスである「おまかせ入金サービス」があります。

こちらも手数料無料で楽天銀行のお金をソニー銀行に移動できますので、結果的に振込と同じです。

注意点も同じで、1万円以上から使えて、毎月5日・27日のみ使えます。

イオン銀行の自動入金サービスを使う

イオン銀行も同様のサービスである「自動入金サービス」があります。もちろん手数料無料で楽天銀行のお金をイオン銀行に移動できますよ。

1万円以上から使えて、毎月6日・23日に引き落とされて、5営業日後にイオン銀行に資金移動できます。

さいごに

楽天銀行の振込手数料は基本的に有料ですが、これまで紹介したようにいろいろな方法で振込手数料を無料にできます!

私自身も楽天銀行をメインに使っていて何度も振込経験がありますが、これらのサービスを使って20年以上一度も振込手数料を払ったことはありません。

ちゃんと楽天銀行を使っていくのであれば、思った以上に振込手数料無料にできますので安心してください。

金利もよく、手数料も無料にしやすいのでおすすめの銀行ですよ。

もし楽天銀行を使いたいと思った場合は、証券会社の楽天証券と同時に口座開設して楽天銀行と連携するサービスの「マネーブリッジ」を設定すれば、現金1,000円がもらえてお得なので、一緒に作ってお金をもらっておきましょう!

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この記事を書いた人

ノマド的節約術の運営者。
銀行口座に詳しく、主要なネット銀行の口座はほとんど持っています!手数料無料で使い倒すことにこだわりがあります。楽天銀行と住信SBIネット銀行が好みです。海外旅行時はソニー銀行が大好きになります。

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